(市長より一住民の「向小金散策の森」閉鎖に関しての質問への回答書要旨)

               ANSWER

 向小金散策の森につきましては、平成 2 年 8 月 1 日から土地所有者の協力により使用貸借契約を締結し、これまで地域住民の皆様にご利用いただいておりましたが、土地所有者から借地契約について解除の申出があり、平成 19 年 6 月 30 日を以って契約が解除されました。

 今回の向小金散策の森の契約解除に伴う周辺住民の皆様への周知が現地における看板設置だけで、皆様に対する配慮が不足していたことにつきましては、誠に申し訳なく思っています。

 借地している公園や市民の森等を存続させるには、土地所有者から土地を取得する必要がありますが、現在、市内にはこうした公園が 10 箇所、市民の森等が 17 箇所あります。

 こうした土地を購入して緑を保全するためには、広報ながれやま 12 月 1 日号でもお知らせしましたが、約 140 億円という多額の費用を要しますことから、市では「流山市ふるさと緑の基金」を設け、市でも積立をしているほか、市民、事業者の方々等からご寄付を頂くとともに、市職員もこの基金のための募金を行っているところです。

 また、当該開発行為につきましては、都市計画法の開発許可基準に適合し、手続きに違反していないと認めるときは、開発許可をすることになります。

 開発工事の実施に際しましては、近隣の皆様と十分に協議しながら進めるように、資材の搬入等にあたりましては、通学児童及び生徒の安全確保は勿論のこと沿道の皆様の安全を図るよう指導してまいります。


平成19年12月        井崎  義治

 




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