《第1回井崎市長との面談;2007年11月7日》

連絡協議会代表からマンション等建設反対署名595名分(その時点で協議会に届いていた分)を井崎市長に手渡し、出席した8名の連絡協議会メンバーから市長に対し次の項目を要望。

1. 事前に流山市に『向小金散策の森』に対する市の方針を問い合わせているにも拘わらず、市はその回答をあいまいにし、結局は『向小金散策の森』はマンション建設業者に売却されたこと。
2.『向小金散策の森』隣接地に土地購入・自宅建設する意志をもった市民の数回の事前問い合わせに対し、市は『向小金散策の森』は継続する旨を回答。この市民はこの確終が出来たため自宅建設を決め土地を購入した。
然るにその直後『向小金散策の森』の突然の伐採が行われ、マンション建設が明らかになった。
3. マンション等建設による通学等の交通危険度は非常に高いこと。近隣には、小学校2校・大学1校が存在する。また工事現場への入り口道路が1つしかない事の危険度も高いこと。日照・電波・排水・排気・プライバシー侵害等住民の権利阻害は非常に大きいこと。
4. 以上の市の対応は井崎市長の施政方針~グリーンチェーンの拡大~にまったく反する行為であり『流山市都市計画マスタープラン』=公園の恒久化にも反する行為である。
市の方針に係わる問題を『予算が無い』との一言で片付けた市の対応の不誠実さ。今からでも遅く無いので十分検討し市は建設業者からこの土地を買い戻すべきである。

それに対し井崎市長からの回答が11月下旬に連絡協薄会代表宛に出されました。その内容は、『市民の要望を受けて、再検討したが法律的には既に土地所有者から第三者に売買され、手遅れの時点であるもので建設認可せざるを得ない』というものです。
連絡協議会としては、この回答文書の受け取りを拒否。市長がまったく状況認識を欠いているとして再度の市長面談を市側に申し入れし、第2回の面談が実施されました。
(「住民協議会報告書」より)

(~つづく)

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