はじめに経緯アンビシャスという会社関連リンクニュースブログ

 

*2007年秋、向小金4丁目の「向小金散策の森」は閉鎖され、マンションが建つという話が舞い込んできました。
 現場に立って観察して頂ければ、地形上、マンションが建てられるスペースがあっても、実際にその地にいたる道筋やインフラを含めた周辺環境は、とうていマンション建設を想定したものではなく、一戸建ての分譲地か、せいぜいアパート程度の建物が建設される場合においては、許容されうるものである事は、明白な事実だとお分かりいただけるのです。

 しかしながら、行政は書類形式上の要件を満たしているといったスタンスだけで審査し、結果この無茶とも言えるマンション開発を許してしまったのです。こうした展開に対して、マンション建設会社の動向、反対を唱えた住民、行政の動きを時系列でまとめておき、問題の内容を整理します。


      


INDEX

マンション業者

住民の活動(働きかけ)

行政の対応

アンビシャスの歩んできた道(2012.4追記)


(株)アンビシャスの建設計画活動

建設計画とその業務遂行

日 時

概     要

備考:参照資料等

2007.秋頃
アンビシャスがマンション建設予定地近隣、周辺へマンションの計画告知を開始
 
2007.10.27 
アンビシャス第1回近隣説明会
 
    12.23
第1回隣接7軒説明会
 
2008.1.26 
第2回近隣説明会
 
    2.17 
第3回近隣説明会
 
    3.30
第4回近隣説明会
 
    4.19
第2回隣接7軒説明会
 
    5.1〜13

敷地内伐根作業(切り株の搬出)

 
    6.14 第5回近隣説明会  
 
(マンション建設予定地 伐採跡の整備予定を告知)
〜実際に為されたかは不明〜
    7.31
住民より「工事協定書(案)」の提示を受ける
 
    8.12

「アンビシャス南柏」マンション建設工事遅延についてのお知らせ     

 
    9.17
延期に伴い「集中豪雨対策工事」を行なう旨の通知
 
 
〜これ以降、具体的な計画進展なし〜 2年4ヶ月あまり中断
 
2011.1.15
マンション建設説明会 「再開第1回目」ミーティング
 
    1.29 マンション建設説明会 「再開第2回目」ミーティング  
    2..26 マンション建設説明会 「再開第3回目」ミーティング
    3.19 マンション建設説明会 「再開第4回目」ミーティング  
    4.16 マンション建設説明会 「再開第5回目」ミーティング  
    5.14 マンション建設説明会 「再開第6回目」ミーティング  
    6.4 マンション建設説明会 「再開第7回目」ミーティング  
    6.25 マンション建設説明会 「再開第8回目」ミーティング
8.下旬〜
マンション建設工事を開始  
    8.27 マンション建設工事説明会 その1(9月の工事予定) りんかい日産建設による説明会
    10.1 マンション建設工事説明会 その2(10月の工事予定)       同  上
10.6
突如、「設計の一部見なおし」を理由に建設の一時休止を発表(10.8 説明会開催)
休止期間ならび今後の予定は未定??
2014.2〜3
何が原因か不明だが、2年半ぶりに突如「安全管理」の名目で、従来掘削した土地の埋め直し工事を始めた(約1か月にわたる工期〜業者は、≪前川建設≫)。
従来からの脈絡も、この時期に行う合理性もまったく存在しない理解不能の工事ではないか!?
2016.6〜
マンション工事再開を宣言し、地ならしや整地作業を始める。
 
2016.7.23
第3次工事再開のため:マンション建設説明会 「再開第1回目」ミーティング
2016.10.22
(仮称)アンビシャス南柏 第1回定期工事報告会
 
2016.11.26
(仮称)アンビシャス南柏 第2回定期工事報告会  
2017.6.3
(仮称)アンビシャス南柏 第3回定期工事報告会  

(概要説明)

〜「近隣説明会」の開催だけは熱心な姿勢を見せる。その対応だけが、「一貫性(?)」として評価出来るかも知れない。しかし、市行政からの指導を受けて、集会議事録を無難にまとめて提出し、外見を整えるという対応に終始していると思われる。説明会は何回開催しても、あまり実りある議論が出来た試しがないのが残念である。

(株)アンビシャスの企業倫理とは??

* この会社と今まで何回も対峙してきて感じる事柄は、企業としてのあるべき基本的な姿〜きちんとした真摯な企業姿勢が存在しないという1点につきる。
  この企業の代表取締役である安倍氏は、常に「コンプライアンス」を念頭において企業活動していると表明しているが、はたしてその実態は如何なるものなのか?甚だ言葉だけが上滑りしている。(自社の会社案内さえ一回も持ってきて説明していないので、HPで企業内容を知る他に術ははないのだが)会社公式HPで表明している<謳い文句>は素晴らしいものであった。だが、これらの企業ポリシーをなるほど実践していると人を納得させる社員にはお目にかかっていない。

(参照:会社方針などの参考資料)クリックボタン  

*予定も二転三転するのが常で、2011年春頃から正式に工事着工を発表し、建設を行うという宣言もなかなか履行されない。8月からようやく始まった工事も、2ヶ月足らずで休止し、「設計見直し」を堂々と発表するなど、企業の社会的責任などまったく持っていないような事業活動を平然と行う始末である(2011年10月追記)。

企業としての社会的責任( HP 等で表明している会社経営と事業方針とは一体これまでの対応と比べて、何なのか??)
・<環境共生・安全性・ディスクローズ>を標榜するが「情報公開」などとは大きくかけ離れた説明会
・コンプライアンス(法令遵守)というポリシーだが、内実がない
・用地選定の基準化をしっかりしているというが、本当なのか (瑕疵のある立地条件でのマンション建設という方向性はどうなのであろうか?)

*2014年2月〜3月、何と2年半ぶりに通知があった。内容は、「“安全管理”の目的で、当該地開口部分の埋戻し工事を行う」旨になっていた。全く理解不能であり、仮に“安全管理”が必要であったら今までは危険を平然と放置していたという証左ではないか。一貫性の無さは、この会社の体質とは言え、計画性に欠けるものであって、長期にわたるマンション建設でもっとも重要なポイントである、<事業展開におけるノウハウが全く無いこと>をまたもや自ら宣言しているのである。(2014年3月記)

NEW
*2016年4月中旬、突然(株)アンビシャス役員O氏が、当該マンション予定地近隣住民宅を個別に訪問して来た。開口一番、「マンション建設再開に成りました。そのご挨拶に伺った…云々」という話だった。しかし、従前2回にわたって、不合理極まりない、自分勝手な都合で何の告知もなく、工事を中止しておいて、その後5年あまり全く連絡も相談もなしに、ここに至ってまた工事をやりたいという「一方的で意味不明な言動は、如何なものか:理解できない!」と住民一同呆れている。普通、従前の不始末の謝罪から始まり、過去の総括とこれからの活動を相談したいが如何でしょうか?旨のメッセージならある程度理解もしようが、その逆を行く傍若無人で破廉恥極まりない、非常識に満ち溢れた企業活動を行う集団の所業は、カネ儲けの為に平和で穏やかな社会環境を破壊する行為、反社会的活動であると糾弾されるべきであろう!!(2016年5月追記)

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まったく出鱈目な工事計画が招く非常識な事態〜建設工事の度重なる中断

図表:工事停止の経緯

 

住民活動

 反対運動・陳情・話合い

日 時

概     要

備考:参照資料等

2007.10.7
東自治会館にて近隣全体会議開催
 
    10月初旬
マンション建設反対署名開始

マンション建設反対ちらし1,ちらし 2

   10.24
流山市役所関係部署(みどりの課・宅地課等)に経緯の説明を求める。
 
   11.7
流山市役所井崎市長と第1回面談(市長からの回答書 同月16日・30日)
面会記録レジュメ
   11.10
流山市タウンミーティング その際、質問事項として行わない事への要請(市から本件の口止め要請)を受ける
 
   12.26
第2回井崎市長との面談(市長からの回答書 翌1月31日)
面会記録レジュメ
2008.1.31

762名の署名手渡し(第1回で約半数を。残り全部を第2回で手渡し)

〜その後、市長からの回答書 回答内容が要求事項とずれているため返却

 
   2.12
「マンション予定地を買戻し公的施設を建てよ」の要望書提出
 
   3.6付
市長からの最終回答書(添付)も要求事項とずれており配達証明で返送
 
   3.24
市議会議員2名(O氏・T氏)との面談〜陳情
 
   4.3 
国会議員U氏事務所へ (秘書と面談)
 
   4.6
住民有志〜アンビシャス面談 敷地内に集会所等の建設提案 アンビシャス同意(但し、住民間での全員合意が得られなかった為、最終的には白紙にもどる)
 
   4.8 住民有志〜石原副市長会談 様々な提案につき4項目の合意(但し、住民間での全員合意が得られなかった為、最終的には白紙にもどる)  
   4.11
開発許可(市→アンビシャス)がおりる
 
   4.19
アンビシャス隣接7軒説明会
 
   5.8
石原副市長(都市計画部長・関係課長等市側8名)と住民有志の面談
〜住民側=隣接住民、近隣住民、その他関係者4名 の計17名が出席
 
   5.22

住民有志〜 流山市議会議長宛陳情書軽出。

A.地域住民との十分な話し合いを持つようアンビシャスを指導のこと
B.@工事用車両通行道路の補強がされるまで建設工事の禁止
  A工事用車両の通学路・4m以下市道の通行禁止又は厳しい制限を付ける
  B工事関係者車両の駐車場事前確保。マンション敷地内の駐車への要求

 
   5.23
市議会議員2名(O氏・T氏)による「6F建てマンション問題を考える」集会
集会のちらし
   6.4 
県会議員K氏による呼びかけによるマンション建設反対運動報告会
集会のちらし
   7.31
住民による「協議協定書(案)」を作成し、アンビシャスへ渡す
 
     
   (ほとんど、建設の計画が進行せず、2年数か月のブランクが出来る)=第一回目中止  
2010.12.21
(株)アンビシャス事業部長と地域住民窓口および県会議員とのマンション工事再開に関する話合い
 
  (再び、建設の計画が進行せず停止となる。そして、1年数か月のブランクが出来る)  
2011.6.25
ついにこの7月上旬から本格的建設工事を行う旨、正式な通知がなされました。それに伴い、近隣住民との「約束事項」と「工事車両誘導計画および運行計画書」の提示がアンビシャスとりんかい日産サイドからあった。ここに参考資料として提示する。(備考欄参照)
  (またまた、建設の計画が進行せず停止となる。都合、2度目の延期となる。そして、なんと5年数か月のブランクが出来る)=第二回目中止  
2016.7


再々にわたる工事中止後、自社の企業活動に関して、住民への何らかの「謝罪」も、「総括」もなくただ告知だけで第3回目工事再開を知らせて来た(株)アンビシャスに対して、住民側へのしっかりとした≪誓約文≫を提示するように求める(一部住民の声)。
  


  

(概要説明)

「 もともと、住宅地として予定されていない自然豊かな森を破壊し、従来から予定にないマンションを建設することは、既存住環境をベースとした電気、水道、雨水、下水などのインフラでは間に合わず、これらを新たに整備しないかぎりマンションは建設すべきでない。 」

〜上記の主張は、この2007年秋にマンション建設計画反対の署名嘆願書に記載されていた文言の一部です。基本的な主張の一つであり、市行政がしっかりとしたインフラを完成させた上で、はじめて住民が建設計画について話合いの端緒につけるのであって、市行政は自らの不作為のツケを住民に押し付けるべきではありません。

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行政の対応

認可〜行政指導・話合いの仲介など

日 時

概     要

備考:参照資料等

2007.10.24
流山市役所関係部署(みどりの課・宅地課等)から経緯の説明が住民サイドへ。
 
    11.7
流山市役所井崎市長と第1回面談(市長からの回答書 同月16日・30日)
 
    11.10
流山市タウンミーティング その際、質問事項として行わない事への要請(本件への市政に対する質問;口止め注意)を受ける
 
    12.26
第2回井崎市長との面談(市長からの回答書 翌1月31日)
 
2008.4.11
(株)アンビシャスに対して開発許可がおりる
 
    5.8
石原副市長(都市計画部長・関係課長等市側8名)と住民有志の面談
 
2016.8〜
流山市役所 環境課へアンビシャス工事現場への指導体制強化を求めて相談する。流山市条例のいくつかの内容に基づき、『一応の対応』を行う旨の話がある。
 
     
     
     
     

(概要説明)

問題発生当初は、行政サイドがその認可を下ろすに当たっての経緯が瑕疵ある事や、基本的な法律(形式要件)を満たしていても現実世界の状況と照らし合わせて不合理極まりない建設計画である事を根拠に、流山市に認可を下ろさないように働きかけをしてきました。しかし、残念なことに2008年4月11日に、行政は(株)アンビシャスに対して開発許可を下ろしました。

 実際は、いったん認可が下りてしまえば周囲環境に大きな影響や近隣に迷惑をかけない、しっかりとした建設工事がおこなわれるのか、このマンション開発業者のこれまでの言動・会社の業務内容等から勘案して、住民は不信感を抱いています。市民の安全で快適な生活を保証する為にも、行政には厳しい管理・指導を行うべきであると市行政への働きかけをもっと強めるよう求めています。

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